/api/monthly-backtest?explore=1「反発するかどうかは、相場の状態によって違うのではないか」——本検定で差が出なかったあとに自然に出てくる問いです。 そこで反発の定義7つにレジーム条件4つを掛け合わせ、112セルを総当たりしました。 ここで出てきたものは仮説であって、結論ではありません。
この探索だけで 112セル(うち検定できたのは 104)。 単一の方法での |t| ≥ 2 は偶然でも 5.2セル前後は出ます。 本検定28本と合わせると、この仮説に対して回した検定は 132 本になります。
外部データを増やしていません(当サイトのデータ利用方針を広げないため)。 すべてその月までの情報しか見ないので、先読みが構造的に起きません。
| 条件 | 窓 | on | off |
|---|---|---|---|
| 長期の向き | 24ヶ月 | 24ヶ月平均より上 | 24ヶ月平均より下 |
| 直近の勢い | 12ヶ月 | 12ヶ月騰落がプラス | 12ヶ月騰落がマイナス |
| 荒れ具合 | 12ヶ月 | 変動が平常より大きい | 変動が平常より小さい |
| 高値からの距離 | 36ヶ月 | 36ヶ月高値から20%以上下 | 20%未満の下げ |
「荒れ具合」は全期間の中央値で切っていません。全期間の中央値はその時点では知り得ないからです。 その月までの拡大窓の中央値で切っています。窓の長さはすべて丸い数字で、成績に合わせて動かしていません。 また比較の相手は「同じレジーム状態の全月」です(条件そのものの効果を差し引くため)。
| 定義 | 期間 | レジーム条件 | 発火 | 超過 | ep t | 非重複 t | 下限 | 2つの方法 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3本連続陰線後の陽転 | 1ヶ月 | 直近の勢い「12ヶ月騰落がマイナス」 | 16 | -4.02% | -2.39 | -2.39 | ±3.36 | 同じ計算 |
| 3本連続陰線後の陽転 | 1ヶ月 | 高値からの距離「36ヶ月高値から20%以上下」 | 15 | -4.31% | -2.15 | -2.15 | ±4.01 | 同じ計算 |
| 3本連続陰線後の陽転 | 3ヶ月 | 直近の勢い「12ヶ月騰落がプラス」 | 8 | +5.03% | +2.09 | +2.09 | ±4.82 | 同じ計算 |
加えて、方向も揃っていません。上の3件は2件がマイナス・1件がプラスです。 「弱い相場での反発は続かない」と「強い相場での反発は続く」を同時に主張することはできますが、 それは2つの別々の仮説であって、1つの発見ではありません。
| 条件 | 状態 | 検定できたセル | 候補 | 単一方法で|t|≥2 | 下限の幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 直近の勢い | 12ヶ月騰落がプラス | 12 | 1 | 1 | ±1.38〜5.55 |
| 直近の勢い | 12ヶ月騰落がマイナス | 14 | 1 | 1 | ±1.71〜6.13 |
| 荒れ具合 | 変動が平常より大きい | 14 | 0 | 0 | ±2.05〜6.35 |
| 荒れ具合 | 変動が平常より小さい | 12 | 0 | 0 | ±1.74〜5.50 |
| 長期の向き | 24ヶ月平均より上 | 12 | 0 | 0 | ±1.48〜9.83 |
| 長期の向き | 24ヶ月平均より下 | 14 | 0 | 1 | ±1.69〜6.19 |
| 高値からの距離 | 20%未満の下げ | 12 | 0 | 0 | ±1.46〜7.92 |
| 高値からの距離 | 36ヶ月高値から20%以上下 | 14 | 1 | 1 | ±1.87〜7.11 |
検定できなかったセルが 8 あります。 条件で母集団を半分に割ると発火が下限(エピソード5件)を割るためで、 これは「差が無かった」ではなく「検定できていない」です。区別して読んでください。
掛け合わせでサンプルが減るぶん、本検定より下限が大きくなります。 実測で ±0.85pt 〜 ±16.83pt(中央 ±3.49pt)です。 本検定の指数系統は ±1.41〜4.23pt だったので、探索のほうが小さい効果を見逃しやすいことになります。 「条件を絞れば見えてくる」は、統計的には逆向きに働く場合があります。
候補は2026-08 より後に積み上がる月足で検定し直します。 満期は日付ではなく発火回数で決まります —— 月足は1ヶ月に1本しか増えないので、 「1年後に再検証」と決めても件数が足りないことがあるからです。
| 候補 | アウトオブサンプルの発火 | 本検定に要る残り |
|---|---|---|
| 3本連続陰線後の陽転 / 1ヶ月 / 12ヶ月騰落がマイナス | 0回 | あと5回 |
| 3本連続陰線後の陽転 / 1ヶ月 / 36ヶ月高値から20%以上下 | 0回 | あと5回 |
| 3本連続陰線後の陽転 / 3ヶ月 / 12ヶ月騰落がプラス | 0回 | あと5回 |
「3本連続陰線後の陽転」は501ヶ月で24回、条件で絞ると15〜16回しか起きていません。
5回貯まるまでには、素直に見積もって10年前後かかります。
それでも件数で区切るのは、期日で区切ると件数が足りないまま「再検証しました」と書けてしまうからです。
進み具合は /api/monthly-backtest?explore=1 の oosFires で見られます。
/api/monthly-backtest?explore=1 が全112セルを返します(noindex の管理用)。
応答には preRegistered: false と断り書きが入っており、
候補だけでなく全セルが入っています。本検定は /api/monthly-backtest のほうです。